富士山効果に期待
2013年 07月 04日
富士山が世界遺産に登録され、その功罪について様々な意見があるようだが、全国ブラックバス防除市民ネットワーク(ノーバスネット)に関わっている私としては、うれしい波及効果があるのではと期待している。
現在、富士五湖のうち、3湖(河口湖・西湖・山中湖)でオオクチバスは漁業権魚種として放流が認められている。本来、特定外来生物に指定されているオオクチバスは駆除の対象魚なのだが、山梨県の3湖と神奈川県の芦ノ湖だけは、経済的にダメージを受ける人が多いとのことで特例として第五種共同漁業権が認められたのだ。
さて、まもなくその更新の日がやってくる。ノーバスネットでは、今年の4月に山梨県知事と神奈川県知事に更新しないよう意見書を提出した。世界遺産のお膝元で特定外来生物を放流なんてあってはならないことだ。けれど山梨県は更新する方針を固めたらしい。テレビ局の取材を受けた我がノーバスネット事務局では、もしも更新されたら「ブラックバスが富士山の湖沼に放流されている実態を世界遺産委員会に訴える」とコメントしたとか。
その模様は本日、7月3日に予定されている山梨県の漁場管理委員会の結果を受けて放送されるTBS系報道番組「Nスタ」で明日17~18時に見られるはずだ。
はたして富士山効果はあるのだろうか。
詳しくは以下をご参照ください。
ノーバスネットHP
http://www.no-bass.net/ikensyo.html
by 4433yoshimi
| 2013-07-04 07:53