ご飯・空手・渓の日記


by 4433yoshimi
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またひとつ、季節が巡る

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釣り仲間に誘われて、南信州の渓に2泊、遊んだ。渓に入るのは、今期、2度目。初回は魚野川で、辻村さんの散骨釣行だった。そのときはテンバキーパーに徹したので釣りをしなかった。なので、今回が今年はじめてにして最後の釣りとなった。ピーター君のテンカラ竿で、ピーター君が巻いた毛バリを飛ばした。釣れたよ、そこそこ釣れて、型もそれなりで、とても楽しかった。もしかすると思い出が悲しくて楽しくないかもしれないと思ったけれど、渓の生活は、いつもどおり楽しかった。ちょうどスーパームーンとやらの夜だったらしく、月がとても明るく、ヘッドランプがなくても河原を歩くことができるほどだった。美しい月に、何かを祈ることもなく見入っていた。
樹林帯ではオオツガタケやハナイグチ、ヌメリスギタケ、ナラタケもいただき、かわいい熊にも出会った。木々の向こうから何か黒い陰がやってくるなあ、忍者みたい、と思ったら熊だった。思わず「クマー!」と声を上げてしまった。それに驚いたのか、クマも立ち止まってこちらを見ている。まだ子供のようだ。「動かないで!」とほかの二人に声をかけ、少しの間にらめっこ。すぐに熊は山肌めがけて消え去った。
ああ、びっくりした。でも、何が起きるかわからない渓はおもしろい。極上の遊び場だ。私は箸を忘れたので、ナイフで木を削って箸も作ったよ。たき火の仕方から食器の洗い方まで、渓の創意工夫への情熱は尽きることがない。本当に楽しく遊ばせていただいた。仲間に感謝。
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渓から帰宅して、山ほどの洗濯物や片づけものを始末し、また日々の暮らしに戻る。いくら待っても帰ってこないピーター君のことは胸にしまっておこうと決めたから、淡々と日々はすぎていく。ひとりで人生を歩んでいくことはどういうことなのか、まだよくわからないが、感情を少し置き去りにして、やるべきことをやり、できるだけおいしいものを食べようと心がけ、酒の飲み過ぎにも気をつけ、よく眠る。心のどこかで、いつか神様が彼との出会いをセットしてくれるだろうと信じて。


もう秋なんだ。季節が巡るたびに感慨深くもの思う。
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Commented by 佐藤茂 at 2015-10-01 19:19 x
良い釣り納めでしたね。
私の作ったナイフはお役にたっていますか?(^o^)
Commented at 2015-10-01 19:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 4433yoshimi at 2015-10-01 22:45
すみません。どちらの佐藤さんでしたか? もしかすると小峰が対応されていて、私は失念しているようです。もしかすると人見さん経由でしょうか。
Commented by 4433yoshimi at 2015-10-01 22:50
検索してわかりました。軽くてとてもいいナイフです。使わせていただいています。ありがとうございます。
by 4433yoshimi | 2015-10-01 16:04 | Comments(4)