ご飯・空手・渓の日記


by 4433yoshimi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

<   2010年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

9月の最終週末、吐渓とふたり、沢に行く予定だったが、台風が来たり雨予報だったりで、急遽、鹿沼の極旨しなそば屋「麺坊」の店主、中尾彰男さんのキノコ様子見に同行することにした。場所は奥日光。
今年は夏キノコの出はよかったけれど、秋キノコは猛暑の影響か、なかなか寒くならない気候のせいで通常よりも遅れているとのこと。中尾さんのお話では、奥日光は秋キノコが比較的早めに出るとのことで、その年の状況を知るにはいい場所なのだとか。
お店の休業日(金曜日)の前日、台風近づく東京から鹿沼へ、久しぶりの中尾さんのラーメンを楽しみに向かった。
f0207325_10443660.jpg
いつものしなそばにするか、つけそば、もしくはキノコそばにチャレンジしてみるか、激しく迷う。結局、私がつけそば、吐渓がキノコそばを注文し、味を見合うことにした。
つけそばは、あっさりした多めのスープに、タケノコやチャーシューなどたっぷりめの具が沈んでいる。ぎとぎとラーメンが嫌いな私にはうれしい味だが、細麺なのがちょっと違和感。しかし、キノコそばは絶品。これは世界広しといえども、キノコオタクの中尾さんにしか作れないだろう。何しろ天然のキノコがたっぷり入っていて、その味がスープにしっかり浸みているのだからたまったもんじゃない! 天然キノコのすばらしい味に、目の前に霞がかかるような思いだった。いやあ、旨いわ。
チタケご飯やコシアブラご飯の元も売っていた。ご飯に混ぜるだけで山の恵みをいただけるのだからありがたいことであるが、これまで買ってちゃ山好き女の名がすたるので我慢した。自分で採ってきて作らなくちゃな。基本的に保存するほど採ってこないのがポリシー。
f0207325_1045898.jpg

その夜はお店の2階の中尾さんの自宅で寝て、翌朝出発。雨が降っていたが、午前9時から2時頃までは曇り→晴れだという天気予報を信じて、いや祈りながら向かうも、車止めにつく頃には雨は上がっていた。
「いやあ、まだ早いかもしんねえなあ。期待しないでね」
自信なさげな中尾さん。しかし、うれしい誤算だった。ハナイグチが飽きない程度にポチポチ採れて、楽しいのなんの。ほかにはシロヌメリイグチやスギタケなどもちょこちょこ。
おいしいものがあっちに、こっちにも出ている山はなんて楽しいんだろう。たぶん人類が発生した頃から、食べられるものに出会った時、そしてそれを手にした時に人が感じる喜びは変わらないと思う。無条件のうれしさだ。
f0207325_10462177.jpg

帰宅すると吐渓はいそいそとキノコのゴミ洗い。まだ出たてなので虫もほとんどいない。私はそれをさっと湯通しをし、酒と焦げ付かない程度の水を入れて熱を通した。それでもキノコの水分で鍋一杯のキノコスープの出来上がりだ。
翌日、塩と醤油で味付けをし、豆腐だけ入れて食べてみた。
おいしい!
近くに住む山仲間を呼んでお出しすると、
「いやあ、鳥肌たちました」
とうっとり目を閉じている。ふくいくとした香り。不思議なことに、温めたバターのような幸せな香りだ。味は、まさしく天然のキノコとしか形容のしようがない。しみじみおいしかった。

山に感謝。中尾さんに感謝。頑張って歩いた甲斐があったよ。これだから山は止められない。
f0207325_10465612.jpg
[PR]
by 4433yoshimi | 2010-09-26 10:47
f0207325_10572273.jpg
今月いっぱいで終わる渓流釣りシーズン。追い立てられるように先週の木曜日の夜に出発した。当初は、私の源流デビューである割岩沢の予定だった。しかし、天気予報がはかばかしくない。何しろゴルジュの渓である早出川水系は、ひとたび雨が降ると一気に増水。雨の予報で入渓すべきではない。
さて、どうしたものか。変わっていく台風情報をにらみながら、様々な思いを巡らした。ようやく出発の直前、上越国境秋山郷の渋沢ダム下流を攻めることに決定。
というのも、各地、土日が雨予報だったのにもかかわらず、ここだけは雨マークが出ていなかった。毎年、林道を歩いて渋沢ダムから入渓しているが、その下流はしばらく訪れていない。私がテンカラで初めて釣果を得た川である。もう15年くらい前のことだろうか。
メンバーは私と吐渓と辻村さん。いつものメンバーだ。初心者はいないので何があっても、ほとんど対処できるはず。残り少ない渓シーズンをのんびり満喫することにした。
f0207325_10581030.jpg
曇り空が徐々に青空に変わっていく。美しい渓相が、さらに美しく輝いていく至福の時間。午前6時に入渓し、少し歩いてから釣り始めた。温泉水の影響があるのか、日帰り釣りのフィールドのせいなのか、ちっとも釣れやしない。
しかも、遡行は記憶にあるこの渓より、かなり手強い。以前は空身だったせいもあるだろうが、いやはや、久しぶりにショルダー(両肩に足裏で立ち、グイと立ち上がってもらって大岩を乗り越すのだ)を数回。徒渉も胸までの深さと思いきや、泳ぎもあった。いやあ、こんなに大変だったっけ? 昔、吐渓とふたりで来た時は楽勝だったはずなのに。
それでも、イワナが釣れれば楽しい。ところが、魚影すらまったく見えなかった。何か、イワナをナーバスにさせる出来事でもあったのだろうか。
f0207325_10583983.jpg

ようやく渓が穏やかになった頃、辻村さんが「帰りましょうか」ときた。背中の、2泊分の装備や食料が抗議の声を上げているようだったが、吐渓も私も目を見合わせて同意。
「やり切った感がありますよ」と辻村さん。厳しいポイントではトップをお願いしたので、かなり消耗したのだろう。感謝。
魚は釣れなかったが、久しぶりに遡行は面白かった。
渋沢ダムまではまだ距離があったが、小さな沢筋の稜線を稜線を上がると、あっさり林道に届いた。楽なルートを見つけられてラッキー!

車止めに戻ってきたのは16時近くだった。温泉に入って焼き肉屋でたらふく食べて、帰京。その翌日、クライマーのYちゃんから、岩で急に膝が故障して歩けなくなったとの連絡が。自宅にいると告げると、早速、車で来訪。吐渓が治療後は、階段の上り下りもできるようになり、安堵した。「渓に行っていていなかったらどうしようかと思いましたよ」とYちゃん。「もしかするとYちゃんの念がイワナを釣れなくさせていたんじゃないの?」と笑いあった。
f0207325_1059917.jpg

悪いこともあればいいこともあるさ。終わりよければ上々。
渓に持っていった本豆腐や油麩(どちらも軽量乾燥食品)が食卓に並ぶ週末。
f0207325_10593245.jpg

[PR]
by 4433yoshimi | 2010-09-13 10:59

雑魚寝ですが、よければ

先週から吐渓が福岡に整体出張に行っているので、ひとりご飯が続いている。今日は冷やし中華。作り置きの茹で鶏と、ゴーヤとキュウリの塩もみ、茹でインゲンをのせて。
水曜日に犬ぞりレーサーの本多有香ちゃん(市民権が取れての万歳一時帰国)が泊まりに来るので、掃除をしたり不要品を捨てたり。といっても極狭住宅なので雑魚寝してもらうしかないんだけれど。
f0207325_2039767.jpg

雑魚寝といえば、学生の頃から友達の家ではほとんどいつも雑魚寝だった。ある程度の年齢になったらそんな風来坊な暮らしからは卒業するのだろうが、未だに雑魚寝してもらったり雑魚寝させてもらったりの暮らしが続いている。妻子ありの会社員の弟が、今年の夏に規制した折、母に「お姉ちゃんは自由人だから……」と言ったそうな。そのニュアンスがネガティブなのかポジティブなのか定かではないが、なるほど、気分は学生の頃とそう変わっていないかも。ネパールのカトマンズ・フリークストリートの茶店で日がな一日チャイをいただいていた頃と気分はなんにも変わっていない。それなりに年を重ねてきてはいるのにね。
f0207325_20401389.jpg
夕方、これまでの暑さを吹き飛ばすような風が吹き出したので、明日からはようやく涼しくなるのかしらん、と思って窓を開けて確かめてみたが、湿った空気だった。でも、風の重さがほんの少し軽くなったような。福岡の吐渓に電話すると、博多も夕方、秋の気配を感じさせる風が吹いたとのこと。今週末に訪れる渓は、きっともう秋だろう。フリースを持っていくとしよう。

このところ、渓での食料によさげなものを少しずつ買い足していたら、消化しきれないほどの量があることが判明。トムヤムスープ、カルパッチョソース、乾燥味噌汁の具、ミニボトルのソースやマヨネーズ、切り干し大根、塩昆布、油麩etc.
買っている時は、渓にいて調理している気分になっているから、うん、これもおいしそうだなあ、とつい買い込んでしまう。それでも相当自制しているつもりだったんだけれど。
残り少ない渓のシーズン。今からもう名残惜しくて寂しくて、日本酒でも飲みたい夜である。
[PR]
by 4433yoshimi | 2010-09-05 20:40
みんなヤケクソになっている。
炎天下のアスファストの歩道を歩きながら、そう思った。特に、おばちゃんからおばあちゃんの間の微妙な年頃の女性達。
まず遭遇したのが、明らかにルームウエアとネグリジェ、どちらともとれる綿ジャージのアパッパを、強引に「これはワンピースです」と念じているかのようなおばあちゃん(日傘付き)。次に、もしかしてそのパンツは中学生の息子さんから拝借したものでは?とおぼしきTシャツとショートパンツ姿のおばさん。かくいう私もアジアの市場で物売りしてるおばちゃんスタイル。Tシャツに幅広ゆるゆるコットンパンツね。
一番驚いたのは、信号の向こうから歩いてきたおばさん。顔面に巨大なサングラスが! と思ったら、サンバイザーを通常より90度真下におろして顔面100%ガード。そんなに日に焼けたくないのですね、あなたは。なんか泣けました。
f0207325_20273379.jpg

もうみんなヤケクソだね。暑くて、もうどうでもいいよ、っていう投げやりさがあからさま。まあ、それほど今年の暑さは暴力的。さっき来た宅急便の配達のお兄ちゃんは、大汗かいて泣きそうになってた(ビール2箱注文しました、すまぬ)。
f0207325_2028422.jpg
道を歩いているみんなが上気し、赤い顔をしているというのに、駅のホームでたむろっていた平均年齢80歳以上と思われるオババたち5~6人は、全員、長袖のジャケット着て涼しい顔をしていた。もしかしてどんだけ暑いのか気づいてない? 老人になると暑さ寒さの感じ方が鈍くなるそうだが、こりゃ熱中症になるのも不思議ではないと思ったよ。

中野のジムでトレーニングして帰ってきたら、なかなか体温が下がらないので、クール宅急便に入っている「冷え冷え」をタオルに巻いて頭や首を冷やした。もちろんクーラー全開。それでも涼しくならない。どうなってんだ。この夏は、こんな日が何日もあった。
あとどれくらいで涼しくなるんだろう。熱中症で救急車に乗ったイトコの例でいえば、食欲がなくなって食べられなくなるのが赤信号。食欲は普通にあるのでまだ大丈夫だ。
f0207325_2028256.jpg
茹で鶏やぬか漬け、イカ大根など、余裕のある時にがさっと作って冷蔵庫で冷え冷えにした食べ物で生きている。やっぱりイカ大根、うまいわあ。
[PR]
by 4433yoshimi | 2010-09-04 20:29