ご飯・空手・渓の日記


by 4433yoshimi
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鈴鹿山脈神崎川支流にて

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忙しい仕事の合間を縫って吐渓と鈴鹿山脈へ今期初のイワナ釣りへ。渓中1泊は物足りないが、通常ならば日帰りできる行程とのこと。初めての渓は事前になるべく情報を仕入れる努力をするが(吐渓は私と違って行ってみなければわからない派)、今回は地元のYさんが案内してくださるとのことでお任せ行脚。

東京から車を走らせ、インターを降りてすぐの道の駅で車中睡眠。早朝、いらしたYさんを先導に山に入る。初めての渓はわくわくするなあ。
高度が低い山が連なっているせいか、林業の歴史が長い地域のせいか、どの山々も杉の植林である。眺めているにはそれほどでもないけれど、あちこちに崖崩れの跡を見ると、やはり根の張る広葉樹林を失ってしまったせいなのだろうと残念しきり。本来の森、山の姿はどんな光景だったのだろう。
その思いは、入渓してからさらに強まる。なにしろ、山菜が皆無。思わず「貧乏沢にもほどがある!」とつぶやいたら、吐渓がすかさず「ほどがあるって怒ってるよ」と笑う。
それはそれは美しい白い大石が折り重なる美しいゴーロの渓を見るほどに、さらに残念がつのる私なのであった。

エサとなる昆虫も少ないせいか、イワナの型も小さい。我々はともかく、渓泊まりが初めてだというYさんに味わっていただきたくて、寿司用と刺身用に数尾をキープ。その昔、炭焼きか林業に従事されていた方が放流したイワナなのだろうか。同じく食糧用に放流されたとおぼしきアブラハヤも釣れて、いやはや源流でアブラハヤとは、と苦笑。それでも毛バリをコツコツつつかれたりすると釣り師の血が騒ぐのが可笑しい。

幕営地は渓流脇の台地。タープのひもを杉の木に結ぶのは初めてのことかもしれない。それでも、屋根さえできてしまえば今夜の寝床の完成で、我が屋感に包まれてまったりしてしまうのだった。
沢水で酒を冷やし、焚き火もして、米を炊いて酒盛りをすれば、いずこも変わらぬ渓中泊の夜。うれしく楽しくおいしく夜は更けたのだった。

これまでは、人里離れた人の気配のあまりない渓ですごすことが多かった。今回のように山の隅々にまで人の手が入った山は、10年前以上に訪れた九州以来だろうか。林業で生活をされている方々も多い地域なのだろうが、杉ではなく、本来の山を取り戻すための林業に方向転換してほしいものだ。
あまりにも渓が美しいだけに、ほとんど杉しかない単純な森の光景が残念だ。やはり、自然は多様であるからこそ美しいのだと実感した次第。

渓で、お尻の白い鹿を見かけた。知らないで近づくと、ぴょーんと飛び跳ねるように上流に去っていったよ。生き物はたくましい。
上流からの帰路の林道も崩れてズタズタだった。あと何年、使えるのかな。人間が直しても直してもまた崩れてしまう道。いくらお金をもらっても、崩れる砂をせき止める作業は空しくないのかな。
国破れて山河あり。この国は、美しい山河までも失おうとしているのだろうか。誰もが毎日ご飯を食べられなかった時代から、そろそろ軌道修正してもいいだろうに。
それでも渓は、仕事で疲労困憊だった私の心も体も癒してくれた。すごいよなあ。本当は、私があなたのために何ができるかを考えてあげなくてはいけないのに。ありがとうと感謝して山を下りた。
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by 4433yoshimi | 2013-06-26 12:31
平日に休みが取れるようになったので、先週、吐渓とふたりで山梨県のみずがき山へ。東京から近いので平日とはいえ、けっこう登山客はいるだろうし、道標もあるだろうから地図はいらないよ、という吐渓。でも心配性の私は、前日、登山地図を購入して向かった。
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梅雨入りしたというのに爽やかな晴天。沢沿いに続く登山道はよく整備されていて、歩きやすい。沢の音がするだけで歩きが楽しくなるのは釣り師のサガなのだろう。やっぱり水辺が好きだなあ。快調に登頂したのはいいけれど、ピークは私の嫌いな岩場。稜線の向こう側は切り立っているので終始、私は絶景に背を向けて樹林帯を見ていたのだった。
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それにしてもピークまで、誰一人として出会わなかったのは奇跡的。どちらかといえば人気のないルートだったらしい。下山はほかの登山客とすれ違ったり抜きつ抜かれつで富士見山荘へ。そこで大望の缶ビールをグビッと。下戸の吐渓はコーラ。そこから登山道をはずれて林道に入り、車をおいた場所へ向かったのだが、道を選びかねて小屋まで戻って案内を請うた。やっぱり地図を持ってきてよかったね、と吐渓。落ち葉の積み重なったなだらか傾斜の林の中を歩くのは何とも気持ちがよかった
帰路は500円の源泉かけ流しのラドン温泉に入ってそばをいただき、東京へ。こんな気軽な日帰り登山もなかなか楽しいと思ったのだった。
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昨日は久しぶりに新宿の東急ハンズへ。目的の商品はフローリングの補修パテだけだったのに、上から下までフロアを巡り、あれやこれやで半日、遊べた。うれしかったのは、ベルトとバックルを別々に選んで購入できると知ったこと。帰宅し、登山ズボンにちょうどいい太さのゴムベルトを作製してみた。そうそう、こんなのがほしかったんだよね。

昨日から吐渓は福岡へ。衣替えをして、東急ハンズで買った補修布で、登山服のかぎ裂きや穴あきを繕った。物を大切にすることは、とても楽しいことだ。ヨレヨレになったTシャツのうまい再利用法はないだろうか。掃除用に小さく切ったり、座椅子をくるんだりしてみたが、まだまだ大量にある。私の服や靴はいつまでも大丈夫なのに、どうして吐渓のはすぐにヨレヨレになっちまうんだろう。衣替えをする度に不思議がる。
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by 4433yoshimi | 2013-06-07 13:59