ご飯・空手・渓の日記


by 4433yoshimi
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大切なのはハート

昨夜は、吐渓の若い時からの友人であるマリコさんが整体にいらした。彼女は、高田馬場のジャズハウス『gate one』をギタリストであるご主人とともに経営していらしゃるジャズシンガーである。小さな体ながらタフで、生命力にあふれた歌声で、聴く人を元気にしてくれる。けれど、ご本人はけっこう病気がち。昨日も息を吸うするのもつらいほど体が痛いとのこと。

治療を終え、「ああ、楽になった」と私のいるキッチン&リビングにいらして、「いきますか?」と缶ビールを冷蔵庫から出すと、「あらァ、やだー」とか言いながらもうれしそう。
ありあわせの野菜の煮物やフキの葉の佃煮、山ワサビを下ろして醤油を垂らしたの、などをつまみながら杯を重ね、いつしかビールからワインに。

時折マリコさん、私の名前を言うのだが、間違っている。訂正すると本人がバツが悪いだろうと思って聞き流すことにした。もう何年も、何度も一緒に飲んでいる知り合いなのに、会うたびに名前を間違えられているので、たとえ今日、正してもまた間違えるんだろうしね。まあ、名前なんて記号ですから。
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ふと、私が安田南(1970年代に活躍し、78年に消息を絶った伝説のジャズシンガー)のファンだと言うと、なんとマリコさんは彼女の後輩で、交流があったとのこと。「いやあ久し振り。彼女の名前を聞くなんて」と懐かしそうにいくつかのエピソードを話してくれた。噂に違わずまあ、そりゃなんとも!な姉御だったらしい。

安田南のバックを務めることが多かった山本剛さんが、マリコさんのお店で時折ライブを行っているそうだ。最近、俄然、素晴らしいプレをするようになったので尋ねてみると、お父様を亡くされたとのこと。どうやらミュージシャンて、危機的状況に陥ると良いプレイをするらしい。
「マリコさん、家出してみれば? 旦那さん、すごくなっちゃうかも」
と笑った。もちろん、これは彼がギターに関してはものすごい人だから言えるジョークである。

さんざん飲んで笑って正しい酔っぱらいになった頃、お開きに。吐渓が車で駅まで送っていこうとマリコさんとふたり、外に出た。さあて、皿洗いでもするかと流しに食器を下げていると、いきなり玄関のドアが開いて、
「よしみちゃん、ごちそうさまー!」
とマリコさんが叫んで、またドアをバタンと閉めて消えた。どうやら吐渓に名前の言い間違いを指摘されたようだ。ふふふ、と笑う私。
でもあの酔っぱらいの様子じゃ、今度会った時も間違えるんだろうな。でも、名前なんて記号ですからね、ハハハ。
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某日、食べた豚のしゃぶしゃぶ。というのも、宮崎県日向地方特産「平兵衛酢こしょう」をいただいたから。ミカンと柚を会わせたような柑橘類である平兵衛酢は大好物で、年によっては取り寄せているが、コショウは初めて。柚コショウとよく似ているが、香りも辛みもマイルドで食べやすい。関西風出汁のうどんには絶品かも。
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by 4433yoshimi | 2010-03-04 14:08