ご飯・空手・渓の日記


by 4433yoshimi
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中野の桜

春、風が強い年は台風が多い、と以前、吐渓が言っていた。どうやら今年は台風が多そうだなあ。天気のせいで渓に入れなくなることが何より辛い。スケジュールをやりくりし、やっと世間におさらばして数日、野性に返って遊べるぞ、と思っていたのに、家の中でヤケ酒を飲んでいたりする。本当に天気と他人はままならないものだ。
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桜の頃に生まれて、またひとつ年を重ねた。こんな年になってる自分が信じられない毎日だけれど、どうしてこんな自分になったのか、わけがわからない。子供の頃は、どの子もそうたいして違わないのに、時間の経過と共に道はどんどん開いていく。ほとんどの人が「お~い!」と叫んでも声の届かない彼方にいるような気がする今日この頃。自分ではごく普通のことをしているつもりなのに、引かれることがままある。どうやら私「ちょっと変わった人」になっているらしい。気配でそう感じるのですが。「それでいいのだ!」とバカボンのパパにならって開き直るしかないみたい。
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そのせいか「ちょっとヘンじゃない?」と思う人を見ると安心する。2006年に56歳で亡くなった米原万里さんもそのひとり。ロシア語の通訳であり、作家、エッセイストでもあった彼女の、猫と犬に対する偏愛ぶりは、まさに常軌を逸していて、あまりの面白さに読み止めることができず、何度も電車を乗り過ごしてしまったほどだ。『ヒトのオスは飼わないの?』と『終生ヒトのオスを飼わず』の2冊は、代表作とは言えないけれど、彼女の人となりがよく表れている。舌鋒鋭い政治批評で知られる知性の人と、同一人物だとはとても思えないタガのはずれ方に圧倒されて、やがて哀しき…。

誕生日は吐渓が出張中、しかも休日だったので、とりあえずジムに出掛けた。30分走ってピラティスを1時間、次にサンドバックトレーニングをし、ジムから蕎麦屋へ。ビール付き昼食を終えて通りに出ると、電柱に「桜祭り開催中」の張り紙があったので、中野駅から桜の並木道を通って新井薬師へ。境内脇のビルに囲まれた広場に一面ブルーシートが敷かれ、花見客がまるで小学校の運動会場みたいな様子で飲み食いしている。もっと風通しが良くて緑の多い場所がいくらでもあるだろうに。けれど、噂に聞いていた門の脇のしだれ桜は、なるほど、風情があった。
さあて、なじみの居酒屋が開店するまではまだ時間がある。その日の朝、テレビで「ひとりカラオケ」が流行っていると聞いたので、カラオケ屋に行ってみることにした。生ビールを1杯飲んで1時間歌って1000円。時間をつぶすにはいい方法だ。ただ、点数表示は止めてほしい。あまりにも意味ナシ。
それから居酒屋に出掛けて誕生祝いにお酒を1杯おごってもらい、気分良く飲み食いして帰宅したのであった。
うーん、やっぱりヘンなおばちゃんかもしれない。
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by 4433yoshimi | 2010-04-06 16:43