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ご飯・空手・渓の日記


by 4433yoshimi
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糠ホッケをヘルシオで焼いてみた

年末年始のチケット高額シーズンを避け、北海道の実家に帰省。さぞかし寒いかと思いきや、すばらしい晴天。空港からのバスの車内はポカポカで、福岡に整体出張中の吐渓にメールをしたら、ものすごい吹雪とのこと。北と南が入れ替わったようだった。
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88歳、米寿の父は、毎日、暇さえあれば家の前の雪かきにいそしんでいる。近隣の人たちに「お宅の家の周りは本当にいつもきれいにしてありますね」と感心されるのもさもありなん。76歳の母は「雪が少しくらいあったって困らないのに、なんであそこまで熱心に…」とあきれ顔。
テレビ番組の趣味がまったく違うふたりは、別々の部屋で別々の番組を見ている。仲良く一緒に見たほうが楽しいだろうにと思うのだが、譲り合うということをまったく知らないふたりなので致し方なし。特に韓国ドラマが大好きな母は、韓国チャンネルで家族同士、あるいは男女間で果てしなくすったもんだを繰り返すドラマを見続けている。その熱心さは父の雪かきに匹敵するかも。いやはや、人も長く生きていると誰に何を言われようとも動じずに我を貫くのだ。老人ほど自由な人種はないのかもしれない。
糠ホッケをヘルシオで焼いてみた_f0207325_1713289.jpg

食いしん坊の私が高校生の頃にあまりのおいしさに驚愕した店が「チロル」。ここのハンバーグは私にとって垂涎の一品であった。場所は変わったけれど営業していると聞いて訪ねてみた。
最近、福島産の米が使われているかもしれないので外食時は米を避けている。そこで選んだのがハンバーグスパゲティ。いやこれがナポリタンのモッチリ具合といい、デミグラスソースのモッタリ感といい、ハンバーグのふっくら感といい、サラダのドレッシングの酸味とオイルの絶妙なバランスといい、大満足。ハンバーグ自体は、万世のハンバーグに近いものがある。つまり、手抜きをしないでオーソドックスな、昔からのやり方できちんと作られた食べ物だということだ。
隣の席に座った会社員風のお兄さんのカキフライ定食もすさまじく魅力的だった。フライがどんだけカリッと揚がっているか、見ただけでわかるんだよ。田舎にだって、まっとうな洋食のお店があって、それを田舎に住んでいた十代の私がちゃんとわかっていたことに「よしよし」と思う。
たぶん、作る人の問題なのだと思う。

東京に帰ってきて、ああ、あったかいと思ったのはほんの30分。北海道より暖かいはずなのに、なんだか底冷えがする感じ。体感温度は温度計ではわからない。雪があるのとないのとでは、寒さの質が違うと思う。
翌日、北海道で買った1尾150円のほっけの糠漬けを焼いてみた。これがウマイの何の。小さめのホッケだが脂はのっているし、ヘルシオでカリッと焼かれた皮が絶品。昔は身を食べた後にだるまストーブの上で皮を焼いたものだが、ヘルシオのほうがずっとおいしく焼けることを知った。
いやはや、すごいよヘルシオ。
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ヘルシオといえば、北海道の実家でも電子レンジが壊れて新たに購入したのがヘルシオ。老人ふたりにはチンプンカンプン。父は「壊れているから返せ」とごねたらしいが、なんとかヘルシオの良さを感じさせる程度には使い方を教えられたことは今回帰って良かったことの筆頭かも。
紅鮭の焼いたのがすさまじくおいしかったよ。

150円のホッケの糠漬け、10本くらい送ってもらおうかしらん
by 4433yoshimi | 2012-02-10 17:14