ご飯・空手・渓の日記


by 4433yoshimi
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茸の秋を満喫

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北海道在住の両親は92歳と80歳。ふたりともとりたてて悪いところはなく、広い家でふたりきりで住んでいる。近年、父のボケが進行してきて母の心労が絶えないようだが、まだ大丈夫とのことで甘えているのである。

そんなふたりが、神奈川県に購入した弟の新居を見ようと上京。私は彼らを羽田から弟の自宅まで送り迎えしたり観光に連れ出したりとけっこう忙しい日々を過ごした。

確かに父の物忘れはひどくなっていたし、少し前のことを失念して同じ事を何度も尋ねたりする。それでも食事、トイレ、着替え、風呂に至るまで生活に関してはすべて自立しているのでたいしたものだ。母はヒザ関節を痛めているので歩行に関してはトラブルがあるが、頭脳明晰、かくしゃくたるものである。ふたり合わせてなんとかなっている、取り合わせの妙を神に感謝のカップルだろう。
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それに比べ弟の家庭は、まるでガラス細工というか砂上の楼閣というか、はなはだ心許ないチームだった。それぞれが忙しすぎて心がバラバラな感じ。自分のことで精一杯なのはわかるけれど、ギリギリすぎやしないかい? 都心の私立の学校に通っている中学生と高校生のふたりの子どもの忙しさたるや、猛烈サラリーマンよりも過酷。家には飯、風呂、睡眠のためだけに帰宅しているようなスケジュール。朝5時には出て、帰宅は夜の9時前後ってすごくない? のんびり田舎で育った私には、都会の学生のせちがらさに驚かされたのだった。精神の均衡が破綻するのも当然だろうよ。
ただ、私とて働き盛りの頃は、命を削って仕事をしていたのだから、誰もが通る道なのかもしれないけれど。でも、せめて成人してからにしてほしいと思う。

もう仕事もリタイアする年となった今となれば、生きていくのに本当に大切な事はシンプルなのだと了解している。息すること、食べること、笑うこと、寝ること、そうした普通のひとつひとつを大切にすることで命は輝く。いつでも原点に立ち返る、それを教えてくれた渓や山に感謝。
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by 4433yoshimi | 2014-11-21 15:22